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Category: ガラパゴス

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アメリカ自然史博物館で公開中のロンサム・ジョージ
ガラパゴスのピンタゾウガメのロンサム・ジョージのはく製がアメリカ自然史博物館で9月19日から来年の1月4日まで公開されています。




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Category: ガラパゴス

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ロンサム・ジョージは故郷に帰る日を首を長くして待つ?
昨年6月24日、ロンサム・ジョージは、ガラパゴスゾウガメの亜種ピンタゾウガメ(Geochelone nigra abingdoni)の最後の1頭として、この世を去りました。1972年にピンタ島(Pinta Island)で見つかり、サンタクルス島(Santa Cruz Island)のチャールズ・ダーウィン研究所(Charles Darwin Research Station)で保護飼育され、4頭のメスと同居して繁殖が試みられましたが2世誕生の願いはかないませんでした。

ロンサム・ジョージの遺体は、木材のフレームに括られ冷蔵貯蔵室に運ばれました。その数日後、科学者たちはジョージの組織の一部を採取しました。細胞培養が可能になる日まで液体窒素で保存します。そして、死亡原因を判別するための解剖が行われましたが死因につながる明らかな変異はありませんでした。肝臓と腎臓は精密検査に回され、皮膚細胞のサンプルは培養され、それらはいずれ幹細胞と生殖細の製造や生殖クローニングに使われます。

今年3月11日、ロンサム・ジョージの遺体は、ニューヨークに空輸されました。ガラパゴス国立公園管理局(Galapagos National Park Directorate)とアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)とニューヨーク州立大学環境科学森林学カレッジ(State University of New York College of Environmental Science and Forestry)と米国ガラパゴス・コンサーバンシー(Galapagos Conservancy)の資金提供により、ロンサム・ジョージはアメリカ自然史博物館ではく製にされ、2014年にガラパゴスのサンタクルス島に新設されるビジターセンターで永久的にディスプレイされます。

7月1日、アメリカ自然史博物館は、この冬、ロンサム・ジョージがガラパゴスに帰る前にロンサム・ジョージをアメリカ自然史博物館で公開すると発表しました。



国際自然保護連合(IUNC: International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)のTFTSG(Tortoise and Freshwater Turtle Specialist Group)が現存する世界のカメの生物学的分類名と近年の命名の変化や論争をまとめたチェックリスト(Turtles of the World Checklist)を毎年発表しています。2012年版のチェックリストで、ガラパゴスゾウガメ(Chelonoidis nigra)は、9つの島に生息する10種を独立種としています。そのうち、フロレアナ島(Floreana)のC. nigraとフェルナンディナ島(Fernandina)のC. phantasticaとピンタ島のC. abingdoniiの3種は絶滅(Extinct)です。C. abingdoniiはロンサム・ジョージの死亡により野生絶滅(Extinct in the Wild)から絶滅に変更されました。絶滅したのはC. nigraが1850年ごろ、C. phantasticaが1960年ごろ、C. abingdoniiが2012年6月24日です。日本の新聞社などは「15の固有亜種中4亜種が絶滅した」などと報道していますが、この15種とはジョン・ヴァン・デンボルグ(John Van Denburgh)が1914年の論文で提案した10の島に生息する15種でイザベラ島(アルべマール島)は6つの火山や谷間に生息する6種(becki, microphyes, Güntheri, vicina, species?, species?)に区分しています。絶滅したとされる4亜種のうちの残りの1亜種は1906年にカリフォルニア科学アカデミー(California Academy of Sciences)がラビーダ島(Rábida Island)で捕獲した1頭の標本で新種と報告されたwallaceiですが、別の島から人工的に移入された個体と考えられ新種(もしくは新亜種)として認められていません。ラビーダ島はサンサルバトル島(Santiago Island)の南の小島です。

昨年11月、米イェール大のAdalgisa Caccone博士が率いる研究チームは、ガラパゴス諸島のイザベラ島の北端で、1600頭以上のガラパゴスゾウガメのDNAを採取して、17頭のピンタゾウガメの交雑種が見つかったとjournal Biological Conservationに発表しました。同チームは同年1月にガラパゴス諸島のウルフ火山周辺に生息するゾウガメ約7000頭のうち、フロレアナゾウガメ(Chelonoidis nigra nigra)の同属の近縁種ベックゾウガメ(Chelonoidis nigra becki)とみられる約1700頭のDNAを採取して、84頭のフロレアナゾウガメの交雑種が見つかったと米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表しました。

フロレアナゾウガメの交雑種のうち少なくとも1ペアはフロレアナゾウガメの遺伝子の80%を持っています。ピンタゾウガメの交雑種の多くはピンタゾウガメの遺伝子の90%以上を持っています。ガラパゴス国立公園では、これらの交雑種のペアによる飼育下での繁殖計画を開始するそうです。80%から90%のフロレアナゾウガメの遺伝子をもつ雄雌を交配すると95%のフロレアナゾウガメの遺伝子をもつ子どもが生れると考えられるそうです。

リンク:
- Museum Helps Preserve Iconic Tortoise Lonesome George (American Museum of Natural History, 2013/7/1)
- Lonesome George, the Iconic Galápagos Tortoise, Gets Prepared for Taxidermy (Scientific American, 2013/7/1)
- Scientists attempt to revive extinct Galapagos tortoise species (RAW STORY, 2013/6/17)
- Lonesome George, the Late Pinta Giant Tortoise, Arrives in New York (world-wire.com, 2013/3/12)
- The legacy of Lonesome George (nature.com, 2012/7/18)

関連記事:
 ロンサム・ジョージの仲間はまだいる? (2012/11/16)
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ロンサム・ジョージの仲間はまだいる?
米イェール大のAdalgisa Caccone博士が率いる研究チームは、ガラパゴス諸島のイザベラ島の北端で、1600頭以上のガラパゴスゾウガメのDNAを採取して、17頭のピンタゾウガメ(Chelonoidis nigra abingdoni)の雑種が見つかったとjournal Biological Conservationで発表しました。ピンタゾウガメは、今年6月に最後の1頭とされるロンサム・ジョージが亡くなったことで有名なピンタ島固有のガラパゴスゾウガメの亜種です。17頭は雑種ですが、このことはピンタゾウガメの純血種がまだイザベラ島に生息する可能性を示唆しています。

米イェール大の研究チームは今年1月にイザベラ島の1700頭のベックゾウガメ(Chelonoidis nigra becki)とみられるゾウガメのDNAを調査して、フロレアナ島固有の絶滅亜種フロレアナゾウガメ(Chelonoidis nigra nigra)と、ベックゾウガメの交雑種が84頭見つかったと発表しています。

研究チームは選択的な繁殖プログラムでピンタゾウガメとフロレアナゾウガメを復元する飼育下繁殖プログラムを開始を計画しています。

リンク:
- The genetic legacy of Lonesome George survives: Giant tortoises with Pinta Island ancestry identified in Galápagos (Danielle L. Edwards 他, Biological Conservation, 2013/1)
- DNA tests show Lonesome George may not have been last of his species (Yale News, 2012/11/15)
- Galapagos Tortoise Lonesome George May Have Company (Live Sience, 2012/11/15)
- Lonesome George’s Genetic Legacy Survives (World Wire, 2012/11/15)

関連記事:
 訃報 ロンサム・ジョージ (2012/6/25)
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訃報 ロンサム・ジョージ
エクアドルのガラパゴス国立公園は、6月24日、ロンサム・ジョージが死亡したと発表しました。

ロンサム・ジョージ(Lonesome George)は、ガラパゴスゾウガメ(Geochelone nigra)の亜種の1つピンタゾウガメ(Geochelone nigra abingdoni)の最後の1頭として、1972年にピンタ島(Pinta Island)で見つかり、サンタクルス島(Santa Cruz Island)のチャールズ・ダーウィン研究所(Charles Darwin Research Station)で保護飼育されいました。推定年齢は100歳のオスです。



参考文献:
- ひとりぼっちのジョージ―最後のガラパゴスゾウガメからの伝言

リンク:
- The World Loses Lonesome George (Galapagos National Park, 2012/6/24)
- Lonesome George be embalmed (Galapagos National Park, 2012/6/25)
- Good bye, lonesome George! (FUNDACION CHARLES DARWIN, 2012/6/25)
- ジョージの死 (日本ガラパゴスの会, 2012/6/26)

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 ガラパゴスゾウガメの種の分類 (2012/2/12)
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THE世界遺産 ガラパゴス諸島(エクアドル)
「THE世界遺産」(TBS)の今晩の放送は「ガラパゴス諸島(エクアドル)」です。ガラパゴス諸島の名前の由来になったガラパゴスゾウガメについても迫力満点の映像が盛りだくさんだそうです。楽しみです。

- THE世界遺産 (TBS)
- THE世界遺産の公式Facebookページ

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ZOOLOGYチョコレート ゾウガメ
シーズンオフですがZOOLOGYチョコレートのゾウガメをいただきました。リアルです。ちょっと食べるのに勇気が必要ですね。
甲長は約8cm。亀次郎が我が家に来たときと同じぐらいです。
パーケージに"GEOCHELONE ELEPHANTOPUS"と書かれているのでガラパゴスゾウガメです。

chocolate world zoology

リンク:
 ZOOLOGYチョコレート@新宿タカシマヤ
 ZOOLOGYチョコレート@ルミネ新宿店

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 上野動物園 (2011/10/31)

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ガラパゴス初のプライベート・ゾウガメ保護区
エクアドルのホスピタリティ会社レッドマングローブ・ガラパゴス&エクアドル・ロッジ(Red Mangrove Galapagos and Ecuador Lodges)は、ガラパゴス初のプライベート・ゾウガメ保護区を2012年5月にオープンします。

レッドマングローブは、サンタクルス島(Santa Cruz Island)のレッドマングローブ・アドベンチャーロッジ(Red Mangrove Aventura Lodge)から車で短時間で、ガラパゴス国立公園(Galapagos National Park)に隣接した20エーカー(80,940m2)の土地を購入しました。ガラパゴスの97%の土地 (12,683Km2) は国立公園に指定されていて、残り3% (259Km2) が島民の居住区や農地で、居住区があるのは4つの島のみです。

レッドマングローブのオーナーのエルナン・ロダス(Hernan Rodas)は、保護区のための土地の購入は、絶滅の危機にさらされているガラパゴスゾウガメの保護の第一歩と言います。

保護区では、今のところ30頭から40頭のゾウガメの隠れ家となる場所を用意して、ゾウガメが自由に歩き回れるように遮るものは造らず、建物はトイレと雨をよけるひさしのみでギフトショップも造らず、環境への影響は最小限になるようにしています。レッドマングローブ・ゾウガメ保護区は一般には公開しません。レッドマングローブ・アドベンシャーロッジのゲストのみが保護区の草の生えた小道を歩くことができます。

レッドマングローブは種の保存を目的として地元の自然保護団体や国立公園との協力関係を構築していくそうです。

レッドマングローブは、サンタクルス島のアドベンチャーロッジ(Red Mangrove Aventura Lodge)とダイバーズロッジ(Santa Cruz Divers Lodge)とキャンピング(Santa Cruz Camping)、イザベラ島のイザベラロッジ(Isabela Lodge)とダイバーズロッジ(Isabela Divers Lodge)とキャンピング(Isabela Camping)、フロレアナ島のフロレアナロッジ(Floreana Lodge)、エクアドル本土のサマイロッジ(Samai Lodge)を運営しています。

エクアドルの首都キト出発の7泊8日のガラパゴスツアーの料金はUSD$1628(約13万円)です。

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ガラパゴスの地形と気候
ガラパゴス諸島は、東太平洋の赤道直下、エクアドルの西900Kmに位置します。十数の島々と100を超える岩礁からなります。すべての島は火山起源で、ほとんどが楯状火山です。ガラパゴスの火山では、溶岩は粘性の低い玄武岩質で、溶岩の噴出・流動・堆積によって、緩やかに傾斜する斜面を持ち、底面積の広い楯状の火山を形成します。ガラパゴス最大の島のイザベラ島は、5個の楯状火山がつながってできました。それぞれの山頂には直径5~10Kmのカルデラを有します。最高海抜はイザベラ島のウォルフ火山の1707mです。

ガラパゴス諸島

ガラパゴス諸島は赤道直下にありますが、南氷洋からペルー海流(フンボルト海流)が流れ込んでいるため、熱帯ではなく亜熱帯地方の気温並みです。また、海水温が低く上昇気流も起きにくいので、特に沿岸部では雨はきわめて少なく、1月から4月までの雨期を除いてはほとんど降りません。ガラパゴスの自然条件は、溶岩におおわれた不毛の大地、島をとりまく冷たい海流、沿岸部では雨が少なく乾燥した気候です。この条件が人間の定住を拒み続けてきました。

ガラパゴスでは一年中、南東から貿易風が吹いています。1月から4月までの雨期には弱く、乾期(5月から12月)にはやや強く吹きます。その貿易風が高い山に当たると上昇気流を生じ雨を降らせます。そのため、ガラパゴスでは貿易風に対する方角と標高により雨量が異なります。

ガラパゴス諸島のほぼ中央にあるサンタ・クルス島の南海岸のポート・アラヨ(Puerto Ayora)にある標高6mのダーウィン研究所(Charles Darwin Research Station)では年間降水量469.7mm(1969年)、標高620mのメディア・ルナ(Media Luna)では年間降水量2656.4mm(1969年)と約5倍になります。サンタ・クルス島の南部の植生は、標高0mの波打ち際にマングルーブ林、標高0~40mにサボテン林、標高40~180mにピゾニア(Pisonia floribunda)、プシジウム(Psidium galapageium)林、標高180~280mにスカレシア(Scalesia)林、標高280~420mにプシジウム林、標高420~580mにミコニア(Miconia)低木林、標高580~864mに草原と6つの植生帯が垂直分布しています。

ガラパゴスには川がなく飲料水の確保は容易ではありません。沿岸部では溶岩の割れ目から塩分の混ざる水を組み上げ雑用水として、雨水をためて飲用水としています。サンタ・クルス島のアカデミー湾の住民は雨水だけでは飲料水が足りず、ロバに樽や壺を背負わせて標高280~420mのプシジウム林の窪地の溜り水を汲みに行きます。標高280~420mのプシジウム林は貿易風がつくる雲の中にあたり一年中霧雨(ガルア)が降ります。

チャールズ・ダーウィンは『ビーグル号航海記』で、『かめはとても水を好み、大量に飲み、泥の中で転がりまわる。大きな島だけに泉があり、それらは常に島の中央部の相当に高いところにある。従って、普段は低い地域にいるかめは、喉が渇いたときは長距離を移動しなければならない。従って、幅が広く踏みならされた路が泉から海岸まですべての方向に通じている。スペイン人はこの路を遡って、最初に水場を見つけた。』と述べています。

参考文献:
- 伊藤秀三、1983年、ガラパゴス諸島 新版、中公新書

関連記事:
 ガラパゴスゾウガメの種の分類 (2012/2/12)
 ダーウィンとガラパゴスゾウガメ (2012/2/6)
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ガラパゴスゾウガメの種の分類
国際自然保護連合(IUNC: International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)のTFTSG(Tortoise and Freshwater Turtle Specialist Group)が現存する世界のカメの生物学的分類名と近年の命名の変化や論争をまとめたチェックリスト(Turtles of the World Checklist)を毎年発表しています。2011年版のチェックリストで、ガラパゴスゾウガメ(Chelonoidis nigra)は、9つの島に生息する10種を独立種としています。そのうち、フロレアナ島(Floreana)のC. nigraとフェルナンディナ島(Fernandina)のC. phantasticaの2種は絶滅(Extinct)です。イザベラ島はC. vicinaC. beckiの2種に区別されています。また、ピンタ島のC. abingdoniiは、サンタ・クルス島のプエルト・アヨラのチャールズ・ダーウィン研究所(CDRS)で飼育されているロンサム・ジョージが最後の1頭で野生では絶滅(Extinct in the Wild)です。

Chelonoidis nigra species complex (Galapagos Giant Tortoises)
1) C. nigra, Quoy and Gaimard 1824 (絶滅), Floreana Giant Tortoise, Charles Island Giant Tortoise
2) C. abingdonii, Günther 1877 (野生絶滅), Pinta Giant Tortoise, Abingdon Island Giant Tortoise
3) C. becki, Rothschild 1901, Volcan Wolf Giant Tortoise [Isabela]
4) C. chthamensis, Van Denburgh 1907, San Cristobal Giant Tortoise, Chatham Island Giant Tortoise
5) C. darwini, Van Denburgh 1907, Santiago Giant Tortoise, James Island Giant Tortoise
6) C. duncanensis, Garman in Pritchard 1996, Pinzon Giant Tortoise, Duncan Island Giant Tortoise
7) C. hoodensis, Van Denburgh 1907, Espanola Giant Tortoise, Hood Island Giant Tortoise
8) C. phantastica, Van Denburgh 1907 (絶滅), Fernandina Giant Tortoise, Narborough Island Giant Tortoise
9) C. porteri, Rothschild 1903, Santa Cruz Giant Tortoise, Indefatigable Island Giant Tortoise
10) C. vicina, Günther 1875, Southern Isabela Giant Tortoise, Albemarle Island Giant Tortoise

Map showing the current and extinct species distribution of the Galápagos tortoise by its sub-species.
Map showing the current and extinct species distribution of the Galápagos tortoise by its sub-species.

ガラパゴス諸島のゾウガメについて、最初はインド洋のゾウガメで、船乗り達がそれらのゾウガメを各地の島々に運搬したと考えられていました。1676年にリンネの生物分類体系以前の権威クロード・ペロー(Claude Perrault)は太平洋とインド洋のゾウガメを1つの種としてトーチュデスインデスTortue des Indesと名づけました。1783年、ヨハン・G・シュナイダー(Johann Gottlob Schneider)はすべてのゾウガメ(giant tortoises)をテストゥードインディカTestudo indicaと分類しました。1812年、オーガスト・フリードリッヒ・シュバイガー(August Friedrich Schweigger)はテストゥードギガンテTestudo giganteaと名づけました。1834年、アンドレ・デュメリル(André Marie Constant Duméril)とガブリエル・ビブロン(Gabriel Bibron)はガラパゴスゾウガメ(Galápagos tortoises)を別種として分類してテストゥードニグリータTestudo nigritaと名づけました。

最初の統計的なゾウガメ(giant tortoises)の調査は、1875年に英国博物館(British Museum)のアルバート・ギュンター(Albert Günther)が行いました。ギュンターはガラパゴスから少なくとも5種、インド洋の島々から3種の区別可能な個体群(populations)を確認しました。ギュンターは1877年にガラパゴス(Galápagos)から6種、セーシェル諸島(Seychelles)から4種、マスカリン諸島(Mascarene)から4種に拡張しました。ギュンターは、ゾウガメは単一の祖先の個体群から派生して、かつてあったであろう陸橋を渡ることで拡散したと理論づけました。この理論は後に、ガラパゴスとセーシェル、マスカリン諸島が火山起源の島々で大陸と陸橋で接続されたことがないと反証されました。現在では、インド洋のゾウガメはマダガスカル(Madagascar)を起源とするのに対して、ガラパゴスゾウガメの祖先は南米から伝わってきたと考えられています。

19世紀の終わりに、ゲオルグ・バウアー(Georg Baur)とウォルター・ロスチャイルド(Walter Rothschild)はガラパゴスゾウガメの5種以上の個体群を認めました。1906年、カルフォルニア科学アカデミー(California Academy of Sciences)はガラパゴスで標本を蒐集して、ジョン・ヴァン・デンボルグ(John Van Denburgh)の研究に提供しました。デンボルグはさらに4種の個体群を追加して、15種の存在を提案しました。[1] デンボルグのリストは今でもガラパゴスゾウガメの分類の指針となっています。現在では10種の個体群が存在すると考えられています。[2]

Walter Rothschild on Rotumah, a Galapagos tortoise that he found living in the grounds of an Australian lunatic asylum
Walter Rothschild on Rotumah, a Galapagos tortoise that he found living in the grounds of an Australian lunatic asylum

デンボルグのリストは、10の島に生息する15種で、アルべマール島(イザベラ島)は6つの火山や谷間に生息する6種(becki, microphyes, Güntheri, vicina, species?)に区分しています。
1) Testudo abingdonii Günther 1877, Abingdon Island Tortoise
2) Testudo phantastica Van Denburgh 1907, Narborough Island Tortoise
3) Testudo becki Rothschild 1901, North Albemarle Island Tortoise
4) Testudo ephippium Günther 1875, Duncan Island Tortoise
5) Testudo hoodensis Van Denburgh 1907, Hood Island Tortoise
6) Testudo elephantopus Harlen 1827, Charles Island Tortoise
7) Testudo darwini Van Denburgh 1907, James Island Tortoise
8) Testudo chthamensis Van Denburgh 1907, Chatham Island Tortoise
9) Testudo microphyes Günther 1875, Tagus Cove Tortoise
10) Testudo Güntheri Baur 1889, Vilamil Mountain Tortoise
11) Testudo vicina Günther 1875, Iguana Cove Tortoise
12) Testudo wallacei Rothschild 1902, Jarvis Island Tortoise
13) Testudo porteri Rothschild 1903, Indefatigable Island Tortoise
14) Testudo species? Cowley Mountain Tortoise
15) Testudo species? Barrington Island Tortoise

[1] Van Denburgh, J. (1914). "The gigantic land tortoises of the Galapagos Archipelago" . Proceedings of the California Academy of Sciences, Series 4 2 (1): 203-374 .

[2] Peter Paul van Dijk, John B. Iverson, H. Bradley Shaffer, Roger Bour, and Anders G.J. Rhodin (2011). "Turtles of the World, 2011 Update: Annotated Checklist of Taxonomy, Synonymy, Distribution, and Conservation Status". Turtle Taxonomy Working Group. Chelonian Research Foundation. pp. 33–34. crm.5.000.checklist.v4.2011 .

- Galápagos tortoise (en.wikipedia.org)
- Subspecies of Galápagos tortoise (en.wikipedia.org)
- GALAPAGOS TORTOISES (dcarson)

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ダーウィンとガラパゴスゾウガメ
チャールズ・ダーウィンは1831年にケンブリッジ大学を卒業すると、恩師ヘンズローの紹介で、同年末にイギリス海軍の測量船ビーグル号に乗船することになりました。ビーグル号は1831年12月27日にプリマスを出航しました。専任の博物学者としてではなくロバート・フィッツロイ艦長の会話相手のための客人としての参加でしたが、正式な艦の博物学者だった艦医マコーミックがリオデジャネイロでで下船したため、非公式ながらダーウィンがその後任を務めることになりました。1834年6月にマゼラン海峡を通過し、ガラパゴス諸島のチャタム島(現在はサン・クリストバル島)に到着したのは1835年9月15日で、10月20日まで滞在しました。

Portrait of Charles Darwin (Late 1830s)
Portrait of Charles Darwin (Late 1830s)

ダーウィンが訪れたのはガラパゴス諸島の主要4島で、チャタム島(サン・クリストバル島)で5日、チャールズ島(フロレアナ島)で4日、アルべマール島(イサベラ島)のバンクス・コープ(タグス・コープ)で1日、ジェイムス島(サンティアゴ島)で9日過ごしました。ダーウィンは著作の中でチャタム島とジェイムス島のゾウガメの目撃については記述していますが、チャールズ島とアルべマール島のゾウガメは記述していません。当時すでにチャールズ島のゾウガメは絶滅の危機で目撃することは難しく、アルべマール島では彼が訪れた乾季にタグス・コープまで下りてくるゾウガメはいなかったのではないかと推測できます。つまり、ダーウィンが目撃できたのはチャタム島とジェイムス島の2種類のゾウガメだけで、しかも、ダーウィンはその2つの島のゾウガメが別の亜種に分類できることに気が付いていませんでした。

ダーウィンは『『ビーグル号航海記』の第2版(1845年出版)に「わたしはさしたる注意も払わず、ふたつの島から採集した標本の一部を、すでにいっしょにしてしまっていた。( I did not for some time pay sufficient attention to this statement, and I had already partially mingled together the collections from two of the islands. )」と書いています。ダーウィンに、島ごとにゾウガメの型が異なり、大きさと甲羅の形によって区別できると教えたのは、ガラパゴス諸島の副総督のニコラス・ローソン(Nicholas Lawson)でした。ガラパゴス諸島のゾウガメは島の植生の違いによって甲羅の形がドーム型と鞍型、その中間型に分類されます。チャタム島とジェイムス島の2種類のゾウガメはどちらも中間型の甲羅で、2種類のゾウガメを見ただけで島ごとの違いを実感するには最悪の組み合わせだったともいえます。

ダーウィンはガラパゴス諸島でゾウガメの学術的な標本を採取していません。ビークル号に積載された30頭のゾウガメはタヒチへの航海の間に食べちゃったようです。

ビーグル号は1836年10月2日にイングランドの西南端の港町ファルマス(Falmouth)に帰港しました。ダーウィンが『種の起源』を出版したのは、それから23年後の1859年11月22日です。

HMS Beagle longitudinal section as of 1832.
HMS Beagle longitudinal section as of 1832.

chathamensis on Chatham Island (San Cristobal)
C. n. chathamensis on Chatham Island (San Cristobal)

C. n. darwini (named for Charles Darwin)- James Island tortoise
C. n. darwini (named for Charles Darwin)- James Island tortoise

English map of the Voyage of the Beagle, a circumnavigation travel with Charles Darwin.
English map of the Voyage of the Beagle, a circumnavigation travel with Charles Darwin.

- Galápagos tortoise (en.wikipedia.org)
- Subspecies of Galápagos tortoise (en.wikipedia.org)
- Charles Darwin (en.wikipedia.org)
- Second voyage of HMS Beagle (en.wikipedia.org)

- Darwin, C. R. 1845. Journal of researches into the natural history and geology of the countries visited during the voyage of H.M.S. Beagle round the world, under the Command of Capt. Fitz Roy, R.N. 2d edition. London: John Murray.

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 ゾウガメの島 『ガラパゴス諸島』 (2012/2/5)
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ゾウガメの島 『ガラパゴス諸島』
ガラパゴス諸島は、東太平洋の赤道直下、エクアドルの西900Kmに位置します。1832年にエクアドルが領有を宣言、エクアドル共和国のガラパゴス県に属します。スペイン語のIslas Galápagosはゾウガメの島という意味です。十数の島々と100を超える岩礁からなります。数百万年前に海底から隆起しはじめた火山群島です。現在のフェルナンディア島に位置するホットスポットの火山活動によって島々が形成され、ガラパゴス諸島が位置するナスカプレートが南東へ移動しているため、形成された島々は南東に移動しています。現存する島ではエスパニョラ島が最も古く、西側の島ほど噴火活動が活発で新しい島になります。

ガラパゴス諸島の衛星写真

1535年、スペイン人のパナマの司教フレイ・トマス・デ・ベルランガ(Fray Tomás de Berlanga)が、パナマからインカへの航海中に潮に流されガラパゴスに漂着しました。当時、ガラパゴスの島々は無人島で、オットセイとゾウガメとイグアナがのんびり暮らしていました。その後、パナマから南米にスペイン船が進出、16世紀後半には、ガラパゴスの海にもスペイン船が出没しました。17世紀になると、スペイン船の金などの積載物を狙う海賊が現れ、ガラパゴスの島影を隠れ家として利用しました。1684年、海賊のアンブローズ・カウリー(Ambrose Cowley)は島々の最初の地図を作り、1つ1つの島や湾、岬に英国王や貴族にちなんだ名前を付けました。1935年にダーウィンが訪れることになるチャールズ島、アルべマール島、ジェイムス島はこのとき付けられた名前です。

Map of the Galapagos Islands as described by Ambrose Cowley in 1684.
Map of the Galapagos Islands as described by Ambrose Cowley in 1684.

ロンドンの捕鯨とアザラシ猟の会社・サミュエルエンダビー&サンズ(Samuel Enderby & Sons)から派遣された英国海軍のジェームズ・コルネット(James Colnett)艦長が、1793年と1794年にガラパゴス諸島の海域で鯨蝋(げいろう)採取のマッコウクジラ漁の可能性を調査しました。鯨蝋は蝋燭(ろうそく)や化粧品の原料になります。コルネット艦長は正確な地図を作りました。捕鯨船の時代が幕を開けました。捕鯨は19世紀後半まで続けられました。

Sperm whale whaling
Sperm whale whaling(1850s)

ガラパゴスはベルランガに発見されてから3世紀以上の間、海賊と捕鯨とオットセイ猟の拠点となりました。島々は安全な停泊地と薪と水とゾウガメから得られる新鮮な食料を提供しました。多数のゾウガメが捕獲され生きたまま船倉に貯蔵されました。1811年から1844年の間に10万頭以上のゾウガメが捕獲されたと推定されています。ゾウガメは島を離れてから1年以上も生き延びることができ、船員に新鮮な肉を提供しました。ガラパゴスに生息するオットセイ(fur seals)は、厚く豪華な毛皮が珍重され大規模に捕獲され、20世紀の初頭にはほぼ絶滅に追い込まれました(その後大幅に回復しています)。

ガラパゴスに最初に住みついたのは1807年に捕鯨船を離れフロレアナ島に居残ったアイルランド人のパトリック・ワトキンズ(Patrick Watkins)で、数年の間一人で生活して野菜を育て通りかかる船に売ったりラム酒と交換していました。

米英戦争(War of 1812)の間、アメリカのフリゲート艦エセックス(USS Essex)のデイビッド・ポーター(David Porter)艦長はガラパゴス周辺海域を支配して、15隻ものイギリス捕鯨船を拿捕しました。ポーター艦長は海図を作成して、1813年7月のフロレアナの火山噴火を記録しています。また、島々のゾウガメの甲羅の形の違いを初めて指摘しています。サンサルバトル島のジェームズ湾に停泊したときに、ポーター艦長は海岸の近くにヤギを放牧しました。しかし、数日後にヤギは内部に消えて戻ってきませんでした。ポーター艦長はヤギを放つことを意図していませんでしたが、その後、多くは意図的に食肉の確保を目的にヤギが放たれました。ヤギは天敵がいない島の環境で繁殖しました。サンティアゴ島のヤギは10万頭まで増え、サンティアゴ島や他の島の固有の植物やゾウガメのような草食動物は絶滅の脅威にさらされています。

sailing frigate USS Essex (1799)
sailing frigate USS Essex (1799)

1832年にガラパゴス諸島はエクアドルに併合され、これをきっかけとして本格的な植民の試みが始まりました。最初のガラパゴス総督ホセ・ビジャミル将軍(José de Villamil)は、80人の部下を率いてフロレアナ島の東に入植して、島に自生していたリトマスゴケ(Roccella tinctoria)をオーキル(archil)と呼ばれる紫の染料の原料として輸出する事業を試みました。ダーウィンがきた1835年には、人口300人の集落にまで発展しましたが、エクアドル政府がフロレアナ島を囚人の流刑地としたので、将軍は島を去り、残留者は1847年にサン・クリストバル島に移りました。その後もフロレアナ島やサン・クリストバル島やイザベラ島やサンタ・クルス島では入植が試みられました。

1892年にコロンブス(Cristoforo Colombo)のアメリカ発見400周年を記念してガラパゴス諸島はコロン群島(Archipelago de Colon)と名づけられました。いまでもこの名前が正式名です。

ガラパゴスの島々には英国の海賊の時代に付けられた英名と、スペインのアメリカ大陸征服の時代に付けられたスペイン名があります。現在はエクアドルの公用語であるスペイン語のスペイン名が使われています。

- Galápagos Islands (en.wikipedia.org)
- History of The Galápagos Islands (Lonely Planet Travel Information)
- Galapagos History (GALAPAGOS GEOLOGY ON THE WEB)
- James Bay, Isla San Salvador (Discover Galapagos)

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"絶滅した"ガラパゴスゾウガメの種の遺伝的再発見
米イェール大などの国際研究チームが1月10日付の米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表したガラパゴスゾウガメ(Chelonoidis nigra)の絶滅種に関する研究「"絶滅した"ガラパゴスゾウガメの種の遺伝的再発見」のニュースが昨日から今日にかけて世界中を駆け巡っています。

チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)が5年にわたるビーグル号での航海の途中、1835年9月15日から10月20日までガラパゴス諸島に滞在し、ダーウィンフィンチの多様性から進化論のヒントを得たと言われています。当時、ガラパゴス諸島には15亜種(独立種だとする学説もあります)のゾウガメが存在していましたが、17世紀から19世紀の船乗りの食糧としての乱獲や人間が持ち込んだ家畜やペットの野生化により生存数が減り、現在では11亜種のみが確認されているとされます。

ガラパゴス諸島のフロレアナ島(Floreana Island)だけに生息したガラパゴスゾウガメの基亜種フロレアナゾウガメ(Chelonoidis nigra nigra)は、ダーウィンの訪問から、ほどなく絶滅したと考えられてきました。研究チームは2008年にイサベラ島・ウルフ火山周辺に生息するゾウガメ約7000頭のうち、フロレアナゾウガメの同属の近縁種ベックゾウガメ(Chelonoidis nigra becki)とみられる約1700頭のDNAを採取して分析しました。その結果、父母の一方がフロレアナゾウガメだったり、もう一方もベックゾウガメとのハーフだったりする交雑種が84頭見つかりました。ゾウガメは島々を泳いで行き来しないので、イザベラ島のフロレアナゾウガメの祖先は船乗りに運び込まれた可能性があります。

84頭のうち30頭は15歳未満で、交雑が最近起きたことになります。コンピューターでシミュレーションすると、約7000頭にフロレアナゾウガメの純血種が少なくとも38頭存在する結果となりました。研究チームは、純血種を探し出せば繁殖させることができ、見つからなくても交雑種同士の交配でほぼ復活させることが可能と指摘します。研究者は、雑種の子孫のゲノム(遺伝情報)に残された遺伝的足跡を追跡する方法により、種の再発見の最初の報告だと主張します。

1994年に研究チームがイザベラ島・ウルフ火山周辺に生息するカメを調査したところ、ウルフ火山のカメは主としてドーム型の甲羅でしたが、一部にくぼんだ甲羅のカメも存在していました。このウルフ火山のカメの遺伝子を徹底的に調査して、くぼんだ甲羅の絶滅種フロレアナゾウガメに特有の遺伝子を探しました。その結果、同島のほかのカメよりも遺伝的にフロレアナゾウガメに近い遺伝子を突き止めることに成功しました。

ガラパゴスゾウガメはリクガメ属(Geochelone)とする学説もあります。ケロノイディス・エレファントプス(Chelonoidis elephantopus elephantopus)はフロレアナゾウガメ(Chelonoidis nigra nigra)のシノニム(異名)です。

西インド諸島のセーシェルの自然保護トラスト(NTPS: Nature Protection Trust of Seychelles)は、1997年にそれまで絶滅種だとされていたセーシェルゾウガメ属の2種(セーシェルヒラセゾウガメ、セーシェルセマルゾウガメ)を、アルダブラゾウガメとされていたゾウガメのうち奇矯な形をした飼育下のゾウガメと博物館標本と比較することで再発見したと主張していましたが、その後のDNA解析による研究により否定されているようです。

リンク:
- 絶滅ゾウガメ、復活の可能性 (日本ガラパゴスの会, 2012/1/13)
- Tortoise species thought to be extinct still lives, genetic analysis reveals (YaleNews, 2012/1/9)
- Yale Researchers: 'Extinct' tortoise may be ready for a comeback (with video) (The Register Citizen, 2012/1/12)
- ガラパゴスのゾウガメ、絶滅から蘇るか (ナショナルジオグラフィックニュース, 2008/9/23)
- Extinct Galapagos Tortoise Could Be Resurrected (National Geographic News, 2008/9/23)
- Rediscovery of an “extinct” Galápagos tortoise (PNAS, 2008/10/1)
- Geochelone Nigra - Frans Lanting Stock Photography
- Subspecies of Galápagos tortoise (en.wikipedia.org)
- ガラパゴス自然保護基金

関連記事:
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 本の紹介「絶滅危惧動物百科4」 (2011/8/13)
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"Darwin" Tortoises "Make" Video
National Geographicのビデオです。ガラパゴスゾウガメの背中にビデオカメラをつけて生態調査をしているそうです。



関連情報:
 ビデオカメラでガラパゴスゾウガメの生態調査 (ガラパゴス自然保護基金)