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ヒガシヘルマンリクガメの亀次郎の日記と世界のリクガメの情報


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Category: リクガメ・スポット&イベント

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伊豆アンディランド part 2
アンディランド part 1の続きです。

izu_andyland_11a.jpg ← ホウシャガメ

ホウシャガメはマダガスカル南部に生息するワシントン条約の附属書I記載の絶滅危惧種です。商業取引が原則禁止されています。マニアには人気があり闇市場で取引されていて、密輸や種の保存法違反で押収されたホウシャガメが全国の動物園で飼育されています。2008年のデータでは18園館で157個体が飼育されています。このうち、埼玉県こども動物自然公園、上野動物園、夢見ヶ崎動物公園で飼育されているホウシャガメを見ましたが、違法飼育されていた時の環境が悪かったのか、甲羅がデコボコしていてホウシャの模様がはっきりしない個体がほとんどでしたが、アンディランドのホウシャガメはとてもきれいです。ホウシャ模様もはっきりしています。

izu_andyland_05a.jpg ← キバラクモノスガメ

キバラクモノスガメはマダガスカル南部に生息するワシントン条約の附属書I記載の絶滅危惧種です。こちらは動物園でもなかなか見る機会がありません。初めて見ました。

izu_andyland_06a.jpg ← アンディランドで生れたギリシャリクガメ

izu_andyland_10a.jpg ← 手前から インドホシガメ、ビルマホシガメ、エロンガータリクガメ

izu_andyland_12a.jpg ← 南米大陸に生息するアカアシガメとキアシガメ

izu_andyland_14a.jpg ← オオヤマガメ

izu_andyland_09a.jpg ← ハコガメ (セマルハコガメ? ガルフコーストハコガメ?)

izu_andyland_13a.jpg ← 特定外来生物として規制対象のカミツキガメ

izu_andyland_08a.jpg ← 巨大ワニガメ

izu_andyland_07a.jpg ← マタマタ

マタマタは南米大陸の北部に広く分布するヘビクビガメ科の水生カメです。

続きは「伊豆アンディランド part 3」で。

関連記事:
 リクガメ・スポット(動物園・水族館) (2011/8/4)

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Category: リクガメ・スポット&イベント

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伊豆アンディランド part 1
伊豆アンディランドに行ってきました。場所は伊豆の河津町で、東京から車では東名沼津IC経由で4時間ぐらいかかります。ここは、「幸せなリクガメの育て方」でも、「日本唯一!カメ専門のテーマパーク」として紹介されている日本最大のリクガメ・スポットです。

izu_andyland_01a.jpg ← 伊豆アンディランドのエントランス

izu_andyland_02a.jpg ← ナイルスッポン

アンディランドはすっぽんの健康食品の製造、販売で大きくなった会社『株式会社 宝仙堂』の先代の社長 故 澤田賢三郎 がすっぽんへの恩返しとして1986年4月に造ったそうです。それで、エントランスを入るとこれでもかとスッポンが展示されているのですね。

ご参考:すっぽんの情報がぎっしり詰まった宝仙堂のすっぽん情報トータルサイト

izu_andyland_02a.jpg ← ヒョウモンガメ

izu_andyland_04a.jpg ← 開運!招福!幻の白亀 アンナンガメ (アンディランド生れのアルビノ)

アンナンガメはベトナム産のイシガメで、学名のMauremys annamensisの種小名のannamensisは「安南産の」という意味で、安南はベトナム北部を指す地名だそうです。

続きは「伊豆アンディランド part 2」で。

関連記事:
 リクガメ・スポット(動物園・水族館) (2011/8/4)

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Category: その他のカメ

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リスボン水族館の子どものミュージカル
ポルトガルのリスボン水族館(Oceanário de Lisboa)では「ウミガメの旅(Tartarugas marinhas. A viagem.)」という企画を実施しています。

また、こどものミュージカル「顔、地球を守るカメ(Careta, a tartaruga que defende o planeta)」を平日は学校教育向けに、週末や祭日には家族向けに開催しています。なんか、ミュータントタートルズみたいで楽しそうですね。

リンク:
- Oceanário, nova casa para novos habitantes (VISAO, 2011/4/11)
- Ganha convites para o musical infantil: 'Careta, a tartaruga que defende o planeta' (VISAO, 2011/4/11)

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Category: リクガメのウンチク

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リクガメとウミガメの祖先
朝日新聞の「NIE(Newspaper in Education)教育に新聞を」の「ののちゃんのDO科学」で、「カメの故郷は陸なの、海なの?」という質問に対して、ののちゃんと藤原先生のやりとりが掲載されています。

質問は、リクガメとウミガメの共通の祖先は、「陸で生活していたの(陸生なの)?」それとも「海で生活していたの(水生なの)?」という意味だと思います。

昨年8月に「カメの化石」という記事を書きましたが、2億2000万年前三畳紀の恐竜の登場と同じ時期にカメの祖先の化石が見つかっています。藤原先生によるとこの時期のカメは陸生だったそうです。2008年に中国でこの時代のカメの化石としてオドントケリュス・セミテスタケアが発掘され、このときは「原始のカメが海で生活していた証拠」と発表されましたが、藤原先生は「骨の特徴は陸生タイプ」だったと反論しています。

オドントケリュス・セミテスタケアは腹面側を覆って保護する平らな「腹甲」は完全に発達していましたが、「背甲」と呼ばれる背面側の甲羅を持っていませんでした。

このことから、水生の爬虫類が海底からの攻撃を防御するために「腹甲」が発達して、その後、陸に進出してから、上からの攻撃を防御するために「背甲」が発達して、完全な甲羅になったのかと思っていました。

藤原先生によると、「魚から陸上動物が進化し、その一部がウミガメやクジラのように再び水に戻(もど)ったのね。でも、その中から再上陸という進化をやってのけた動物は知られていないの。」ということで、カメの祖先は陸生と考えているようです。

取材協力は『カメのきた道―甲羅に秘められた2億年の生命進化』の著者の平山廉・早稲田大教授だそうです。

関連記事:
 カメの化石 (2010/8/24)

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Category: その他のカメ

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バイオロギング
いま、上野の国立科学博物館が企画展「動物目線の行動学 バイオロギング」を開催しています。開催期間は12月23日(金)から2012年3月4日(日)までです。

2011年12月16日の東京ウォーカーに紹介記事があります。

バイオロギングとは、動物に取りつけた超小型記録計により、動物たちの隠されていた生活ぶりを明らかにすることで、「生物(bio)が記録する(logging)科学(science)」だそうです。小型軽量の動物搭載型記録計(データロガー)を動物に搭載することで明らかになった研究成果や、研究手法、調査の様子などが紹介されているそうです。

具体的にはイルカやペンギンやアザラシ、カブトガニ、アホウドリ、アカウミガメ、クジラに装着して映像やデータを記録したそうです。

国立科学博物館のWebSiteでプレスリリース用の写真が閲覧できます。

1月27日(金)の深夜24:00(1月28日の午前0:00)からNHK Eテレの「サイエンスZERO」で「野生動物の素顔が見えた! 驚きのバイオロギング」が放送されます。再放送は2012年2月2日(木)の午後6:55からNHK Eテレで。

リンク:
- 日本バイオロギング研究会
- 京都大学フィールド情報学
- 巨大翼竜は飛べたのか:バイオロギング奮闘記 (科学に佇む心と体)

参考文献:

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Category: カナダ・アメリカ

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サバクゴファーガメの孵化のビデオ
アメリカ・ロサンゼルスの民放テレビ局「KCET」のWebSiteが2012年1月20日にサバクゴファーガメの孵化のビデオの記事を掲載しています。

このビデオは、アメリカ地質調査所(USGS: U.S. Geological Survey)の2009年8月24日の記事YouTubeにUploadされた動画が元ネタです。



孵化した赤ちゃん亀のお腹に見える赤っぽい袋はヨークサック(yolk sac: 卵黄嚢)です。赤ちゃん亀は数時間かけてヨークサックの栄養分を吸収して、生れてから数ヵ月の生命を維持します。サバクゴファーガメが生息するモハーヴェ砂漠の気温は華氏110度(43.3℃)を超え、食べ物を探すのも困難です。サバクゴファーガメの赤ちゃんは夏の終わりに孵化するため、ヨークサックは進化的適応を示すよい例です。

リンク:
- USGS Western Ecological Research Center
- Desert Tortoise Preserve Committee
- Desert Tortoise Information & Collaboration (Mojavedata.gov)

関連記事:
 おすすめアプリ (Desert Tortoise) (2012/1/15)
 サバクゴファーガメの生息地にGoogleのソーラー発電計画 (2011/5/4)
 ラスベガスの近くに放たれたサバクゴファーガメ (2011/4/30)

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Category: 本の紹介

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THE NEW YORKER のヘサキリクガメの記事
アメリカの雑誌 THE NEW YORKER今週号(January 23, 2012)のメインはWilliam Finnegan記者の記事「世界で最も貴重なリクガメを保護するためのマンハッタン・ナイトライフの経営者のレース:違法マーケットのコレクタの間で垂涎の的のヘサキリクガメ(angonoka, or plowshare tortoise)」です。



フォトブースのコーナーで10枚の写真が閲覧できます。

1枚目はマダカスカル(Madagascar)のAmpijoroaのAnkarafantsika国立公園でヘサキリクガメ(plowshare tortoise)といっしょに写った、マンハッタンでナイトクラブ・レストラン・ホテルを経営するエリック・グッド(Eric Goode)さんのポートレート。
2枚目は地面に這いつくばって飼育されているヘサキリクガメの写真をとるエリック・グッドさん。
3枚目はヘサキリクガメの顔のアップの写真。
4枚目はAnkarafantsika国立公園の渓谷。
5枚目はAmpijoroaのリクガメ繁殖センター(tortoise-breeding center)のヘサキリクガメのグループ写真。
6枚目は繁殖センターで誕生したヘサキリクガメのベビーの写真。育ったヘサキリクガメの何頭かは最終的にはベーリー湾の国立公園で野生に再導入されています。
7枚目はAnkarafantsika国立公園を歩き回るヘサキリクガメの雄姿。成体のヘサキリクガメは闇市場では10万ドルで売買されているといわれます。
8枚目はエリック・グッドさんがヘサキリクガメの密輸業者とあったマダカスカルのマハジャンガ(Mahajanga)のレストラン・バオバブ(Baobab)。
9枚目はマハジャンガの港。マダガスカルの北西部海岸に位置するヘサキリクガメを闇市場に流すルート。
10枚目はAmpijoroaのフェンスで囲まれたヘサキリクガメの繁殖センターを警護する武装警備員。迷彩服に黒ベレーで銃をたすき掛けにしてヘサキリクガメを小脇に抱えています。

ニュースデスクのコーナーで動画(2分58秒)が閲覧できます。

wikipediaによるとエリック・グッドさんは、ナイトクラブやレストラン、ホテルの経営で財を成し、爬虫類の保全活動をしていて、2004年にカリフォルニア州の南部にBehlerカメセンター(Behler Chelonian Center)とTurtle Conservancyを開設して運営しています。その活動内容は、Turtle ConservancyのWebsiteで動画で閲覧できます。

ヘサキリクガメはマダガスカル北西部に生息する固有種で、生息数は100頭程度ともいわれ、最も絶滅の恐れのあるリクガメで、ワシントン条約の附属書Iに記載され、商取引が禁じられていますが、その姿かたちの素晴らしさから金額に糸目をつけないマニアが存在するため密猟者に狙われています。日本でも、昨年5月に東京のペットショップ経営者がヘサキリクガメ2頭を700万円で販売した容疑で逮捕されました。

関連記事:
 マダガスカルの爬虫類の40%は絶滅の危機 (2011/11/11)
 マダガスカルの密猟者 (2011/8/28)
 ワシントン条約 (2011/8/5)
 リクガメの違法取引 (2011/8/3)

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Category: ヨーロッパ

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動物の守護神・聖アントニオの祭礼
1月17日は、動物の守護神・聖アントニオの祭礼の日です。スペインではペットに神の祝福を受けさせようと飼い主たちが犬や猫、ウサギやカメなどのペットを連れて教会の前に並びます。司祭から祝福を受けると健康で長生きすると信じられています。(時事ドットコムの記事, BAND.com.brの記事 , AGENCIA.ECCLESIA.ptの記事)

さらに、聖アントニオは火の聖人とされ、イタリア、スペイン、ポルトガルの各地ではたいまつや焚き火などによるお祭りが行われます。聖アントニオはリスボンの守護聖人で恋の守護者とされ毎年6月13日に聖アントニオ祭が行われます。いわしの炭火焼の屋台が並び別名「いわし祭り」とも言われています。

日本では、東京・市谷の市谷亀岡八幡宮がペットと一緒の初詣でペット愛好家がペットと一緒に茅の輪くぐり、お祈願を受けています。洋の東西を問わず、ペットを思う飼い主の気持ちは変わらないということですね。

リンク:
- ペット遺棄に反対、マドリードでイベント 聖アントニオの日ちなみ (AFPBB News, 2012/1/16)
- イヌもネコもハムスターもブタも、み~んな祝福 スペイン (AFPBB News, 2011/1/19)
- スペインの聖アントニオ祭、炎の中を駆け抜ける人馬 (AFPBB News, 2011/1/17)

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Category: カナダ・アメリカ

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フロリダのベアフットビーチで守ること
もし、あなたがアメリカ・フロリダ州のボニータスプリングス(Bonita Springs)のベアフットビーチ(Barefoot Beach)に遊びに行くのなら守らなければいけないことがあります。

駐車場に車を止めたら、エンジンを駆ける前に車の下をよく覗きこんでアナホリゴファーガメ(Gopher tortoise)がいないことを確認してください。ベアフットビーチ自然保護カントリー公園(Barefoot Beach Preserve County Park)はゴファーガメの保護区(sanctuary)です。ゴファーガメは、日影を探して駐車中の車の下に入り込みます。

2012年1月16日のnaplesnewsが、傷ついた野生動物を救護するクリニック(Conservancy of Southwest Florida Wildlife Rehabilitation Clinic)をレポートしています。

パークレンジャーによってクリニックに運び込まれたゴファーガメはまだ息がありましたが、後ろ脚と甲羅の骨折がひどく、即座に安楽死の処置が取られました。

翌日も別のゴファーガメがベアフットビーチで轢かれました。海水浴客がゴファーガメを巣穴ごと轢いたと思われ、ゴファーガメは巣穴の中で轢かれていました。車体重量により甲羅は砕け、人道的な安楽死の処置が取られました。

もし、ボニータスプリングスのベアフットビーチを訪れるのであれば、多くのゴファーガメが生息していて、ビーチを訪れる人々と同じエリアを共有していることに注意を払ってください。ゴファーガメは駐車場を横切り、駐車中の車の下に隠れ、道路に沿って採餌します。警告表示の前で立ち止まり、車で走り出す前に確認してください。

Gopher tortoise

リンク:
- Inside the Conservancy Wildlife Clinic: Wildlife no match for cars and pets (naplesnews, 2012/1/16)
- Gopher Tortoises (North Brevard Business Directory)
- Sharon and Dolph von Arx Wildlife Hospital at the Conservancy of Southwest Florida (Conservancy of Southwest Florida)
- Wildlife Protection & Rehabilitation (Conservancy of Southwest Florida)
- Hiking Starkey Wilderness Park, New Port Richey, FL (Bill Hensley’s Random Blog)

関連記事:
 ゴファーガメの研究支援用ロボットカメラ (2011/12/10)

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Category: カナダ・アメリカ

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おすすめアプリ (Desert Tortoise)
もし、あなたがアメリカ西海岸に住んでいてモハーヴェ砂漠(Mojave Desert)をドライブする計画があるのならおすすめのiPhone App(Android App)があります。無料アプリです。

Mojave Desert Tortoise By Mojave Desert Ecosystem Program
iTunes, Android Market

モハーヴェ砂漠サバクゴファーガメ(学名:Gopherus agassizii, 英語名:Desert tortoise)に遭遇する幸運に恵まれたら、スマートフォンでサバクゴファーガメの写真をとると、このアプリが、写真にGPSデータを追加して、モハーヴェ砂漠の生態系の研究グループ(MDEP: Mojave Desert Ecosystem Program)に送ります。送られた情報は、カメの動きや習慣を追跡するために使用されます。このアプリを使えば、あなたの発見を絶滅危惧種のサバクゴファーガメの保護のための研究に役立てることができます。

リンク:
- Mojave National Preserve, Desert Tortoise (NPS)

関連記事:
 サバクゴファーガメの生息地にGoogleのソーラー発電計画 (2011/5/4)
 ラスベガスの近くに放たれたサバクゴファーガメ (2011/4/30)

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Category: アフリカ

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森林火災の危機から救出されたホシヤブガメ
南アフリカから、森林火災の危機から救助された絶滅危惧種のホシヤブガメのニュースです。2012年1月13日の南アフリカの新聞社IOLの報道によると、南アフリカの南西ケープ(South-Western Cape)のタルバ(Tulbagh)近郊で発生した4日間もの山火事で生息地を消失した約100頭のホシヤブガメ(geometric tortoises)と100頭のオウムヒラセリクガメ(common parrot-beaked tortoises)と数頭のソリガメ(angulate tortoises)をレスキューチームが救出しました。この火災により、エーランズバーグ自然保護区(Elandsberg Nature Reserve)を含むホシヤブガメの生息地のほとんどが失われました。多くのリクガメが火災から生き延びることができましたが、負傷したり、火災後の食糧や水、隠れ家の消失にさらされています。今回のリクガメの捜索と救出のミッションは、生き延びたリクガメを保護して、生息地が火災から回復した後にそこにまた戻すことを目的にしています。

ケープ南西・南部のフィンボス(Fynbos)とよばれる植物地帯は、ツツジ科のヘザー(Heather)やキングプロテア(King protea, 南アフリカの国花)が生える灌木植生地域で、約5000種の固有種を含む8000種以上の植物からなり多種で豊かな植生を誇ります。この地域は乾季に火災が起こりやすく、プロテアのような植物にとって火事は必須で、猛火の後に多くの種は芽を出します。

ホシヤブガメ(Psammobates geometricus)はワシントン条約の附属書Iに記載される絶滅危惧種です。南アフリカの南西ケープの草原地帯のごく限られた地域の牧草地に生息します。

リンク:
- Bid to rescue tortoises caught in fire (IOL, 2012/1/13)
- Tulbagh fire under control (IOL, 2012/1/11)
- Firefighters battle Tulbagh blaze (IOL, 2012/1/10)
- Geometric tortoise (en.wikipedia.org)
- CapeNature
- セダーバーグ(Cederberg)のリクガメ(Tortoises) (SCARCE)
- 南アフリカ花の旅2011 (夢幻旅行)
- アフリカ南部の花 -西ケープ- (4つの部屋の風景)

関連記事:
 本の紹介「絶滅危惧動物百科4」 (2011/8/13)
 ワシントン条約 (2011/8/5)
 カメ目の分類 (2011/7/26)

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Category: ガラパゴス

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"絶滅した"ガラパゴスゾウガメの種の遺伝的再発見
米イェール大などの国際研究チームが1月10日付の米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表したガラパゴスゾウガメ(Chelonoidis nigra)の絶滅種に関する研究「"絶滅した"ガラパゴスゾウガメの種の遺伝的再発見」のニュースが昨日から今日にかけて世界中を駆け巡っています。

チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)が5年にわたるビーグル号での航海の途中、1835年9月15日から10月20日までガラパゴス諸島に滞在し、ダーウィンフィンチの多様性から進化論のヒントを得たと言われています。当時、ガラパゴス諸島には15亜種(独立種だとする学説もあります)のゾウガメが存在していましたが、17世紀から19世紀の船乗りの食糧としての乱獲や人間が持ち込んだ家畜やペットの野生化により生存数が減り、現在では11亜種のみが確認されているとされます。

ガラパゴス諸島のフロレアナ島(Floreana Island)だけに生息したガラパゴスゾウガメの基亜種フロレアナゾウガメ(Chelonoidis nigra nigra)は、ダーウィンの訪問から、ほどなく絶滅したと考えられてきました。研究チームは2008年にイサベラ島・ウルフ火山周辺に生息するゾウガメ約7000頭のうち、フロレアナゾウガメの同属の近縁種ベックゾウガメ(Chelonoidis nigra becki)とみられる約1700頭のDNAを採取して分析しました。その結果、父母の一方がフロレアナゾウガメだったり、もう一方もベックゾウガメとのハーフだったりする交雑種が84頭見つかりました。ゾウガメは島々を泳いで行き来しないので、イザベラ島のフロレアナゾウガメの祖先は船乗りに運び込まれた可能性があります。

84頭のうち30頭は15歳未満で、交雑が最近起きたことになります。コンピューターでシミュレーションすると、約7000頭にフロレアナゾウガメの純血種が少なくとも38頭存在する結果となりました。研究チームは、純血種を探し出せば繁殖させることができ、見つからなくても交雑種同士の交配でほぼ復活させることが可能と指摘します。研究者は、雑種の子孫のゲノム(遺伝情報)に残された遺伝的足跡を追跡する方法により、種の再発見の最初の報告だと主張します。

1994年に研究チームがイザベラ島・ウルフ火山周辺に生息するカメを調査したところ、ウルフ火山のカメは主としてドーム型の甲羅でしたが、一部にくぼんだ甲羅のカメも存在していました。このウルフ火山のカメの遺伝子を徹底的に調査して、くぼんだ甲羅の絶滅種フロレアナゾウガメに特有の遺伝子を探しました。その結果、同島のほかのカメよりも遺伝的にフロレアナゾウガメに近い遺伝子を突き止めることに成功しました。

ガラパゴスゾウガメはリクガメ属(Geochelone)とする学説もあります。ケロノイディス・エレファントプス(Chelonoidis elephantopus elephantopus)はフロレアナゾウガメ(Chelonoidis nigra nigra)のシノニム(異名)です。

西インド諸島のセーシェルの自然保護トラスト(NTPS: Nature Protection Trust of Seychelles)は、1997年にそれまで絶滅種だとされていたセーシェルゾウガメ属の2種(セーシェルヒラセゾウガメ、セーシェルセマルゾウガメ)を、アルダブラゾウガメとされていたゾウガメのうち奇矯な形をした飼育下のゾウガメと博物館標本と比較することで再発見したと主張していましたが、その後のDNA解析による研究により否定されているようです。

リンク:
- 絶滅ゾウガメ、復活の可能性 (日本ガラパゴスの会, 2012/1/13)
- Tortoise species thought to be extinct still lives, genetic analysis reveals (YaleNews, 2012/1/9)
- Yale Researchers: 'Extinct' tortoise may be ready for a comeback (with video) (The Register Citizen, 2012/1/12)
- ガラパゴスのゾウガメ、絶滅から蘇るか (ナショナルジオグラフィックニュース, 2008/9/23)
- Extinct Galapagos Tortoise Could Be Resurrected (National Geographic News, 2008/9/23)
- Rediscovery of an “extinct” Galápagos tortoise (PNAS, 2008/10/1)
- Geochelone Nigra - Frans Lanting Stock Photography
- Subspecies of Galápagos tortoise (en.wikipedia.org)
- ガラパゴス自然保護基金

関連記事:
 上野動物園 (2011/10/31)
 マスカリンリクガメ (絶滅種) (2011/10/11)
 セーシェルゾウガメ (2011/8/27)
 本の紹介「絶滅危惧動物百科4」 (2011/8/13)
 ワシントン条約 (2011/8/5)
 カメ目の分類 (2011/7/26)

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Category: リクガメのウンチク

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ギリシャリクガメのSpur(拍車)
ギリシャリクガメ(Testudo graeca)の英語名はSpur-thighed tortoiseで「太ももに(thighed)拍車(spur)があるリクガメ(tortoise)」という意味です。「拍車(はくしゃ)」は「拍車を掛ける」の「拍車」で、乗馬のときに靴のかかとの部分に装着する馬具で、馬に推進の合図を与えるのに使います。

ギリシャリクガメの英語名の由来になった太ももの拍車(spur)はどんなものかとネットで探したらドイツ語のwikipediaで写真を見つけました。

Spur-thighed tortoise ← ギリシャリクガメのSpur(拍車)

チェコのWebSite(biolib.cz)で両足に2個ずつある写真も見つけました。

Spur-thighed tortoise ← ギリシャリクガメのSpur(拍車)

ヘルマンリクガメの亀次郎の太ももにSpur(拍車)はありません。

kamejiro-thigh.jpg ← 亀次郎(ヘルマンリクガメ)の太もも

関連記事:
 リクガメの名前の由来になったヘルマンさん (2012/1/1)
 カメの甲羅 part 3 (2011/4/25)
 カメの甲羅 part 2 (2011/4/23)

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Category: ケージ・飼育環境

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床材の入れ替え part 3
今日、床材を交換しました。3か月ぶりです。今回は「デザートブレンドクラシック 4.4kg」を1.2袋ぐらい使いました。

kamejiro20120108b.jpg

kamejiro20120108a.jpg ← 亀次郎はベランダで日向ぼっこ

関連記事:
 床材の入れ替え part 2 (2011/10/08)
 床材の入れ替え (2011/3/26)

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Category: 本の紹介

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リクガメのカレンダー2012
リクガメのカレンダー「Turtles 2012 Calendar」をアマゾンで買いました。表紙はヘルマンじゃなくてイベリアギリシャリクガメです。1月はゾウガメの顔のドアップです。正確にはリクガメは1月と3月のゾウガメと5月のヘサキリクガメと8月のイベリアギリシャリクガメだけで、他の月はウミガメやミズガメなどです。


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Category: 亀次郎

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体重測定 part 6
亀次郎の体重を測定しました。304gです。前回(11/6)から33g増。

いままでの測定結果は、
 2010/04/29 体重 115g, 甲長 78mm
 2011/01/02 体重 161g, 甲長 90mm
 2011/03/06 体重 172g, 甲長 95mm, 甲幅 80mm
 2011/03/21 体重 202g, 甲長 95mm, 甲幅 82mm, 甲高 52mm
 2011/03/26 体重 210g
 2011/04/23 体重 245g, 甲長 102mm, 甲幅 86mm, 甲高 55mm
 2011/06/18 体重 257g
 2011/08/22 体重 267g, 甲長 110mm, 甲幅 94mm, 甲高 58mm
 2011/09/23 体重 267g
 2011/11/06 体重 271g
 2012/01/03 体重 304g

kamejiro20120103a.jpg簡易おむつを着けてます。テープ長すぎ。

関連記事:
 体重測定 part 5 (2011/11/06)
 体重測定 part 4 (2011/9/23)
 体重測定 part 3 (2011/8/22)
 体重測定 part 2 (2011/6/18)
 体重測定 (2011/4/24)

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Category: ミニチュア

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辰のミニチュア張り子とカメのミニチュア陶器
東武デパートの初売りにセール目当てで行くと8階催事場で「日本の職人展」を開催していました。相模工房さんのミニチュア和ダンスに引き寄せられて見ていたら、隣のブースにミニチュア郷土玩具作家の森音広夢(工房夢舞)さんが極小郷土玩具を出展されていました。ギネス認定の0.8ミリのテディベアなど伝説的な作家さんです。今年の干支の辰の首振りの張り子のミニチュアを購入しました。作り方は、濡らした和紙を型に張って、乾燥したら2つに割って型を取り出してから仕上げるそうです。

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左右のカメはジャパンギルドミニチュアショーで購入した平野弥生さんのミニチュア陶器です。

8F屋上のアクアハウスのアカアシガメも元気でした。

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Category: リクガメのウンチク

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リクガメの名前の由来になったヘルマンさん
あけましておめでとうございます。

今年のブログはじめは、ヘルマンリクガメの名前の由来についてです。ヘルマンリクガメ Hermann's tortoise (Testudo hermanni)はドイツの 博物学者、植物学者、昆虫学者、爬虫両生類学・軟体動物学者のヨハン・フリードリヒ・グメリン(Johann Friedrich Gmelin, 1748-1804)さんが1789年に命名しました。模式標本はストラスブール大学の動物学博物館に収蔵されています(121 MZUS)。模式標本の産地(模式産地)はフランスで、ニシヘルマンリクガメ(Testudo hermanni hermanni)が基亜種です。ヘルマンリクガメの名前は、フランスの動物学・植物学・医学・化学・哲学者のジャン・エルマン(Johann Hermann, 1738-1800)さんの動物学に関するコレクションの中にヘルマンリクガメの模式標本があったことに由来します。ちなみにジャン・エルマンさんの名前をドイツ語読みするとヨハン・へルマンさんになります。1804年にジャン・エルマンさんのコレクションをストラスブール市が購入して動物学博物館としました。その後、ストラスブール大学の一部として1890年にエルマンさんのコレクションは新しい建物に移されました。

Johann Hermann (Naturforscher) ← ジャン・エルマン(Johann Hermann, 1738-1800)さん

Johann Hermann (Naturforscher) ← ジャン・エルマンさんのコレクション

ヘルマンリクガメは英語ではHermann's tortoiseで直訳すると「ヘルマンさんのリクガメ」です。ドイツ語だとGriechische Landschildkröteで「ギリシャのリクガメ」です。日本で「ギリシャのリクガメ」と聞けばギリシャリクガメ(Testudo graeca)を連想しますが、ドイツ語ではMaurische Landschildkröteで「ムーア人のリクガメ」になります。ムーア人は北西アフリカのイスラム教教徒のことで、ヘルマンリクガメとギリシャリクガメの生息域を考えればドイツ語の呼称は理解できます。ちなみに日本語のギリシャリクガメは学名Testudo graecaに由来すると思いますが、ギリシャに生息するカメという意味ではなく甲板の模様がギリシャ織の模様に似ているからと言われています。