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Category: ガラパゴス

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ダーウィンとガラパゴスゾウガメ
チャールズ・ダーウィンは1831年にケンブリッジ大学を卒業すると、恩師ヘンズローの紹介で、同年末にイギリス海軍の測量船ビーグル号に乗船することになりました。ビーグル号は1831年12月27日にプリマスを出航しました。専任の博物学者としてではなくロバート・フィッツロイ艦長の会話相手のための客人としての参加でしたが、正式な艦の博物学者だった艦医マコーミックがリオデジャネイロでで下船したため、非公式ながらダーウィンがその後任を務めることになりました。1834年6月にマゼラン海峡を通過し、ガラパゴス諸島のチャタム島(現在はサン・クリストバル島)に到着したのは1835年9月15日で、10月20日まで滞在しました。

Portrait of Charles Darwin (Late 1830s)
Portrait of Charles Darwin (Late 1830s)

ダーウィンが訪れたのはガラパゴス諸島の主要4島で、チャタム島(サン・クリストバル島)で5日、チャールズ島(フロレアナ島)で4日、アルべマール島(イサベラ島)のバンクス・コープ(タグス・コープ)で1日、ジェイムス島(サンティアゴ島)で9日過ごしました。ダーウィンは著作の中でチャタム島とジェイムス島のゾウガメの目撃については記述していますが、チャールズ島とアルべマール島のゾウガメは記述していません。当時すでにチャールズ島のゾウガメは絶滅の危機で目撃することは難しく、アルべマール島では彼が訪れた乾季にタグス・コープまで下りてくるゾウガメはいなかったのではないかと推測できます。つまり、ダーウィンが目撃できたのはチャタム島とジェイムス島の2種類のゾウガメだけで、しかも、ダーウィンはその2つの島のゾウガメが別の亜種に分類できることに気が付いていませんでした。

ダーウィンは『『ビーグル号航海記』の第2版(1845年出版)に「わたしはさしたる注意も払わず、ふたつの島から採集した標本の一部を、すでにいっしょにしてしまっていた。( I did not for some time pay sufficient attention to this statement, and I had already partially mingled together the collections from two of the islands. )」と書いています。ダーウィンに、島ごとにゾウガメの型が異なり、大きさと甲羅の形によって区別できると教えたのは、ガラパゴス諸島の副総督のニコラス・ローソン(Nicholas Lawson)でした。ガラパゴス諸島のゾウガメは島の植生の違いによって甲羅の形がドーム型と鞍型、その中間型に分類されます。チャタム島とジェイムス島の2種類のゾウガメはどちらも中間型の甲羅で、2種類のゾウガメを見ただけで島ごとの違いを実感するには最悪の組み合わせだったともいえます。

ダーウィンはガラパゴス諸島でゾウガメの学術的な標本を採取していません。ビークル号に積載された30頭のゾウガメはタヒチへの航海の間に食べちゃったようです。

ビーグル号は1836年10月2日にイングランドの西南端の港町ファルマス(Falmouth)に帰港しました。ダーウィンが『種の起源』を出版したのは、それから23年後の1859年11月22日です。

HMS Beagle longitudinal section as of 1832.
HMS Beagle longitudinal section as of 1832.

chathamensis on Chatham Island (San Cristobal)
C. n. chathamensis on Chatham Island (San Cristobal)

C. n. darwini (named for Charles Darwin)- James Island tortoise
C. n. darwini (named for Charles Darwin)- James Island tortoise

English map of the Voyage of the Beagle, a circumnavigation travel with Charles Darwin.
English map of the Voyage of the Beagle, a circumnavigation travel with Charles Darwin.

- Galápagos tortoise (en.wikipedia.org)
- Subspecies of Galápagos tortoise (en.wikipedia.org)
- Charles Darwin (en.wikipedia.org)
- Second voyage of HMS Beagle (en.wikipedia.org)

- Darwin, C. R. 1845. Journal of researches into the natural history and geology of the countries visited during the voyage of H.M.S. Beagle round the world, under the Command of Capt. Fitz Roy, R.N. 2d edition. London: John Murray.

関連記事:
 ゾウガメの島 『ガラパゴス諸島』 (2012/2/5)
 "絶滅した"ガラパゴスゾウガメの種の遺伝的再発見 (2012/1/10)
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